Interview

感謝と恩返しの精神。

第一営業部

岩井 誠

1987年生まれ、石川県出身。石川県立七尾農業高校卒、2006年新卒入社(第4期生)。がちゃぽん南店(愛知県豊橋市)に配属され、わずか10ヶ月でがちゃぽん久居店(三重県津市)に異動。その後、2007年12月に一般Bへ昇格。その後は2008年10月に立岩本店(愛知県豊橋市)に異動し、2009年4月にリーダー、2014年4月に副店長に昇格している。

Q.立岩を選んだ理由は?

高校を卒業したら、とにかく県外に出たかったんです。最初は東京や大阪をイメージしていたのですが、途中で愛知もアリだなと。そこで立岩の求人票を見て、待遇も良いし、接客も面白そうだし。よし、応募しよう!と。



Q.実際、入社してどうでしたか?

仕事面で苦労しました。特に作業を覚えるのが苦手で…。閉店後にアルバイトスタッフさんにも残ってもらったりして機械について教えてもらいました。



Q.その時の心情は?

辛かったです。ただ、申し訳ない気持ちと同じぐらい感謝の気持ちもいっぱいで。「もっと自分にできることはないのか?」と考え、他のスタッフさんに負けないものは「元気良さだ!」と誰よりも元気な接客を心がけました。



Q.必死に踏ん張ろうとしている姿を想像できます。その中で入社1年足らずで久居店に異動してますが、新卒者がすぐに異動するというのは、ある意味‟抜擢(ばってき)=評価”と見ることが出来るのですが、実際はどうだったのですか?

"異動のきっかけはおそらく年末年始に参加したヘルプ業務だったのではないかと思います。その時に「やけに走り回っている若手社員がいるぞ」と。(※三重県では12月31日~1月1日にかけて約40時間連続で営業する「オールナイト営業」という行事があり、久居店に出張応援する業務を「ヘルプ業務」と呼びます)
人事異動で自分を選んでもらえたことは嬉しかったのですが…。



Q.嬉しかったが?

当時の久居店はスタッフが居なさ過ぎて本当に大変だったんです。いつも帰るのが遅く…ハードモードでした。



Q.この時代は人財不足が深刻でしたよね。岩井さんは辞めようと思わなかったのですか?

何度かよぎったことはありますが、辞めなかった理由に店長の存在が大きかったです。とにかくスゴイ人ですべてが異次元。人を見る目がずば抜けていて指摘が的確。その上、影響力も強く、一言話せばパッとスムーズに動く。世の中にこんな人が居るんだ、と心底思わされました。で、とある日に店長から「岩井くんはそのまま行けば良い」と言われて、本当嬉しかったですね。自信になりましたし、もっと頑張りたい!と。あと、店長だけでなく他の社員の方も面白い人ばかりで、それぞれが思っていることを素直に言い合える環境でしたし、気を遣わずに食事に誘い出せてしまう関係性とかも好きでしたね。


Q.そうだったのですね。その激動の時間の中で、岩井さんはどのような変化していったのですか?

とにかく自分の武器である「全力で明るく元気なスタッフ」で居ることを心がけ、もっと出来ることを頑張ろう!ガッカリされないようにしよう!と。機械トラブルとかは相変わらず苦手でしたが、いち早くマスターしようと一層の努力していました。ただ、やはり一人だけで成し得ることは難しく、周りの方々が居て成立することが多いのだと痛感したのもこの時期でした。その結果、今でも大切にしている精神になりますが、自分を支えてくださっている方々への「感謝の気持ち」と「恩返しの精神」。これらの想いを胸にこれからも頑張りたいと思っています。



Q.「感謝の気持ち」と「恩返しの精神」、良い言葉ですね。経営理念「生きる」に通ずる立岩が大事にしたい精神性だと思います。それらを胸に様々な業務に取り組まれていますが、リーダー時代はどうでしたか?

リーダー職になってみてわかったことは、業務の重みや責任・覚悟の度合いが全然違ったということでした。一般職の時は「個」で考えておけば良かったのですが、リーダーは「スタッフ全体」を良い方向にまとめていくことが求められ、みんなの仕事へのモチベーションを高めることや、店舗目標を達成させるために緻密な計画を立てて実行していくことの難しさなど。悩むことも多かったのですが、やり続けることでコツみたいなものをちょっとずつ掴めるようになっていき、いつしかもっともっと幅広い仕事をやりたい!と思えるようになってきました。そのように考えるようになってからは不思議と店長と気楽に営業手法に関する話なども出来るようになっていき、自分の中に選択肢がどんどん増えて、仕事の楽しさが増えてきました。


Q.現在の副店長業務は、どうですか?

副店長職は、リーダー以上に大変な現実でした(笑)とはいえ、この課題はリーダー時代に経験済みだったので自分なりの乗り越え方を知っていました。あまり大きな声で言えないのですが、副店長になってからしばらくの間はほぼ毎日、休みの日でも数分だけでもお店に行くようにしていました。「自分が設定した遊技機がどのような動きをしているのかな?」「配置している販促物の効果はどうかな?」などの結果を見たかったからです。あ、店長命令では無いですよ(汗)あくまで自主的にです!今の時代だと変に伝わっちゃいますかね…(汗)たしかに今では推奨できない行動ですが、自分がこの場で言いたいのは「自分の苦手なことは自分の力でカバーするしかない!」ということです。そもそも自分が副店長になりたいと思ったわけですから、期待されていることに少しでも早く近づけるように努力するのみ。結果が全てです!・・・と、偉そうなことを言っている自分ですがまだまだ足りないことだらけで店長から厳しい指摘を受ける日々です。でも、ただただやり続けるのみ。なぜなら、自分のテーマが「感謝の気持ち」と「恩返しの精神」。とにかく結果。結果で皆さんに返します。
現在ですが、店長代理としてお店の未来を見据えた計画を考えたりしていて、少しでも早く店長になれるように励んでいます。




Q.ご回答ありがとうございました。それでは、最後の質問。岩井さんにとって、立岩とはどのような会社ですか?

人のことを考える会社ではないでしょうか。人に寄り添ってくれる、大事にしてくれる、優しさがある。昔はラフな関係性で楽しかったですが、今も根本は変わっていないと思います。人が中心の会社だと思います。



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