Interview

そこで、人が輝けるか。

本社総務部 課長

戸田 聖規

岐阜県出身。2009年中途入社。前職はパチンコ業界にて店舗運営を3年、人事業務を1年経験。その後、工業用品の営業も1年経験。いろいろな経験をしたいと転職をしたものの、人事の楽しさ・やりがいを忘れられず再び転職を決意。そこで出会ったのがベルグラッド。以前から「がちゃぽん」を知っていて肌に合うと思っていた。現在は総務部の責任者として、人事や労務、各種管理業務など幅広く業務を行い、店舗運営を本社から支えている。

“食”に彩りを添えるために。


2000年代のはじめに(株)ベルグラッドが誕生したことによってがちゃぽんグループは飲食事業へ進出しました。背景のひとつとして、立岩の近くに飲食店が少なかったことがあります。当時店舗の向かい側に唯一あったのは某ハンバーガーチェーン。お昼時にスタッフもお客様もハンバーガーを食べる日々でした。しかし毎日同じものを食べ続ける訳にはいきません。他の飲食店が出店して来るのを待つ訳にもいきません。生きていくなかで、彩りは必要です。「お客様のために何とかしなければ」右も左もわからない飲食ビジネスへ進出したのが、始まりです。業態をどうするか、どんなメニューを揃えるか原料をどこから仕入れるのか、設備はどうするのか…。何もかも手さぐりで、試行錯誤の繰り返し。まずは軽食とコーヒーワゴンサービスを提供する「Tzcafe」を。その後、丼ぶりメニュー中心の「三河麺don家」をはじめることに。有難いことにお客様からも好評で、店舗数は順調に増えていきました。近年ではゴルフバー「QUAD」やコンビニエンスストアなど、新しい業態へも進出しています。生きるうえで欠かせない“食”に関わるサービスで、少しでも彩りを添えるのが私たちの役目だと思っています。

食を通した、生きる場所づくり。


「お客様のために」と始めた事業が、結果的に思わぬ相乗効果を生むことになりました。スタッフにとっての“新たな生きる場所”になったのです。こんなことがありました。40代半ばで三河麺don家に入社してきた男性がいます。決して若いとは言えませんが意欲の高い人財。実直な勤務態度や、仕事に対する姿勢も素晴らしい方です。しかし50歳を過ぎた頃に、ある変化が…。「同じ仕事をずっと続けていられるだろうか」と特に体力面において衰えを感じるようになったと言います。本人と面談したところ「ここで働き続けたい」と、意欲は非常に高い。解決策がないか、本人や上司と何度も面談を重ねた結果新しい働きかたを提案することにしました。当時、新事業としてオープンしたコンビニエンスストアへの異動です。後に本人の快諾も得られ、その後も活躍していただいています。〝働く仲間が居場所をつくり、輝き続けることができる〟新しい事業やサービスがお客様のためであるのはもちろん。会社の成長につながり、スタッフも挑戦することで輝ける。それが、ベルグラッドの存在価値なんだと確信しています。

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